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栃木県営みかも山公園(後編) [名所案内]

おはようございます。

今日はみかも山公園の最終回です。
前回(「県営みかも山公園(中編)」)の続きです。

前回は、三毳山(みかもやま)の山頂を経由して、ハンググライダーの滑空場に至ったところまでお話ししました。

では、始めます。

滑空場からの道は、また山道が続いていました。

滑空場からの道.jpg


途中、比較的新しい道の補修痕が随所にありました。大雨の後など、たまに崩れることがあるようです。

補修痕.jpg


しばらく進むと、分かれ道に出ました。

わかれ道(三毳神社).jpg


右に進むと、どうやら山頂中継広場に出るようですが、このまままっすぐ進むと「三毳神社(みかもじんじゃ)」の奥社に出るようです。そこで、まっすぐ進んで三毳神社へと向かうこととしました。

三毳神社奥社の裏.jpg


分かれ道から進んで、少しだけ登ると、神社の裏に出ました。
神社を参拝し、少し休憩をとりました。

三毳神社奥社.jpg


三毳神社には、日本武尊(やまとたけるのみこと)と天香香背男命(あめのかがせおのみこと)が祀られているそうです。

三毳山には「日本武尊の足跡石」もあるそうで、日本武尊の伝説にゆかりのある地のようです。

三毳神社は、720年(養老4年)に陸奥国で発生した大規模な反乱を鎮定するため、武蔵国守であった多治比縣守(たじひのあがたもり:668~737)が征夷将軍に任じられ、軍勢を率いて北上の途上、三毳山頂で日本武尊の神霊に勝利を祈願したところ、翌年に鎮定に成功したことから山頂に祠を祀ったことが始まりとされているそうです。

三毳神社奥社からの眺望.jpg



そういえば、万葉集の巻14(東歌)の中に、こんな歌があるそうです。

しもつけの みかものやまの
こならのす
まぐはしこらは たがけかもたむ

意味は、「下野のみかもの山の小楢のように美しいあの娘は、誰の笥(け(食器のこと))を持つのだろう。(誰と結婚するのだろう。)」だそうです。

万葉人や日本武尊、多治比縣守も同じ景色を見ていたのかもしれません。

休憩後、参道の階段で降りることとしました。

三毳神社奥社その2.jpg


三毳神社参道.jpg


舗装道路に出た後、さらに下に降りる階段がありましたが、南側駐車場とは方向が違うように思えたので舗装道路を道なりに進むこととしました。

すると、山頂中継広場のそばに出ました。

山頂中継広場のそば.jpg


登ってきた道を逆に進み、駐車場を目指しましたが、ついでに「わんぱく広場」も見ておこうと思い、途中で寄り道しました。

山頂中継広場から歩いて40分程度で「わんぱく広場」に到着しました。

わんぱく広場.jpg


わんぱく広場は、大きな遊具などが設置してあり、こどもが楽しく遊べそうな場所でした。自動販売機や水飲み場などもありました。

行った日は暑かったためか、あまり遊んでいる方はいらっしゃらなかったですが、何組かの親子とわんぱく広場までの道ですれ違いました。夕方近くなっていたので、もう帰ってしまったのかもしれません。

わんぱく広場その2.jpg


小金井公園にもあった「ふわふわドーム」や、「アリ地獄」(すり鉢状になっていて、底の方にロープなどで降りて遊ぶ遊具)、大型滑り台、ジャングルジムなどがありました。

わんぱく広場その3.jpg


わんぱく広場の隣には、「冒険の森」と称する山の中を駆け回り随所に設置された遊具で遊べる場所もありました。長大な滑り台もあるようですが、残念ながらそこまで行く気力と体力がありませんでした。

冒険の森.jpg


こうして、みかも山公園の散策を終えました。
まことに見どころ、遊びどころ満載の自然公園でした。

帰り道.jpg


~交通アクセス~
東北自動車道「佐野藤岡インターチェンジ」から1Km

JR栃木駅南口から「ふれあいバス」岩船線(東回り)乗車、「とちぎ花センター前」バス停下車、徒歩約3分(東入口)

JR両毛線「岩船」駅から徒歩約1時間半

東武日光線「静和」駅から徒歩約2時間

~外部リンク~
栃木県民公園福祉協会 みかも山公園
http://www.park-tochigi.com/mikamo/
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コメント 2

mimimomo

こんにちは^^
三毳山はカタクリで有名ですね^^
by mimimomo (2015-09-02 17:37) 

讃岐人

mimimomoさん、こんばんは。
そうですか、野生のカタクリでも有名だったんですね。
そういえば、案内板の写真を見返してみると、カタクリの路やカタクリの里と書いていますね。
今回歩いた所は、公園の南西側でしたので、カタクリの路やカタクリの里に達していませんでした。
また行くことがあれば、今度は見てみたいです。
コメントありがとうございました。
また、いらして下さいませ。
よろしくお願いします。
by 讃岐人 (2015-09-02 20:04) 

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