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しまじろう じしんのときの おやくそく [書籍紹介]

おはようございます。

本日もご来訪くださり、誠にありがとうございます。

先日放送された「しまじろうのわお!」は、平成23年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の発生日翌日だったので、「じしんのときの おやくそく」が知育パートで放送されていました。

「こどもちゃれんじ」25周年記念事業のひとつとして出版された「じしんのときの おやくそく」という絵本と同じ内容で、地震の時にどのようにして身を守るのかをこどもたちに伝えるお話です。

これがその絵本です。

じしんのときの おやくそく.jpg


このように、頭部を守るための防護姿勢の取り方や、地震の際の心得、物が散らばっている場所での歩き方を「あおにんじゃ」という言葉で、わかりやすく表現していました。

じしんのときのおやくそく(その2).jpg


「あ」は「頭を隠す」
「お」は「お口にチャック」
「にんじゃ」は「にんじゃ歩き」です。

この「あおにんじゃ」と「お迎えに行くまで待っている」ことが、しまじろう君とお母さんの、地震の時のお約束です。絵本では、しまじろう君たちがこのお約束を守って、お母さんたちがお迎えに来るまで頑張る姿が描かれていて、お話を通して、幼稚園や保育園にいる時に地震に遭遇してから、帰宅開始まで必要な、身を守るための最低限の知識が身につけられるようになっていました。

東日本大震災では、おおぜいのこどもが犠牲になりました。地震などの災害はいつ起きるかわかりません。こどもたちが自分の身を守るための知識を持つことは、地震やその後に起きる津波や火災などから逃れるためにも必要だと思います。そのためのてだてとして、こういう絵本などを用いるのも、有効なのではないでしょうか。

しかしながらこの絵本、以前はベネッセの通信販売で扱っていたのですが、誠に残念なことに今は在庫なしの欠品です。再版の予定もないようです。

たぶん、同じような内容の絵本や読み物はほかにもあると思いますので、図書館などで探してみられると良いかと思います。

今回紹介した絵本の内容は、「しまじろうのわお!」でも放送されていますので、お住まいの地域で、まだ「しまじろうのわお!」の「えいがを みよう!」の回が放送されていないなら、ぜひその回をご覧になってみてください。全国どこでも見られる、衛星放送での放送(BS11)は3月21日(月)の18時からの予定です。

最後に、おわびとお願いです。

ただいま皆様のブログを訪問できたりできなかったりしております。訪問できる時に読ませていただきますので、よろしくお願いします。その際、まとめて読めた記事それぞれにniceをつけることがございます。その際は履歴が複数残りますのでご了承ください。

それでは!!

しまじろうのわお(2016年3月12日).jpg


しまじろうのわお(2016年3月12日)その2.jpg

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コメント 4

ムーンライトSakura

3月11日…
しまじろうからのメッセージ,涙が出ました
被災した小学校から持ち主のいないランドセルがたくさん見つかった時の映像は、今も心に焼き付いています
にんじゃもおはしも 地震の時のお約束(^_^)
あちら 今ちょっとざわついてるので休んでますが、すぐ戻ります
その時はまたよろしくお願いちまつ\(^_−)−☆
by ムーンライトSakura (2016-03-16 14:14) 

saia

「あおにんじゃ」、小さな子どもでもわかりやすくていいですね!
3月11日は本当にいつまでも忘れないでいたいと思います(´・_・`)

by saia (2016-03-16 19:50) 

讃岐人

ムーンライトsakuraさん、おはようございます。
いつもこちらの方にもご来訪下さり、ありがとうございます。
しまじろう君、発災直後は、どーも君やドラえもんたちと連帯して、こどもたちを励ますキャラクターのキャンペーンにも参加していました。
「おはし」は、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の後に、地震の時の避難の際は「押さない、はしらない、しゃべらない」ことを教えるための標語として作られたものですね。今では「おはしも」や「おはしもて」、あるいは 「おかしも」と、「戻らない、低学年優先、駆けない」を加えたり、変えたりしたものとなっていますね。
持ち主のいなくなったランドセル、痛々しい光景でした。ご家族の皆様の心の痛みはいかばかりでしたでしょう。
夢や希望を包んでいたランドセル、それのみが遺されるようなことは、もう見たくありません。
こどたちが皆家族のもとに帰れるよう、身を守るためのす術を身につけられるよう、できることをやっていくべきと思います。
コメントありがとうございます。
あちらの方へのご帰還、お待ちしております。
by 讃岐人 (2016-03-17 09:27) 

讃岐人

saiaさん、おはようございます。
忍者なら、危険なことから逃れる術を知っている人というイメージもあって、小さなこどもでも、理解しやすいように思いました。
忘れてしまうことは、本当にその人がいなくなってしまうことに他なりません。忘れないこと、語り継ぐこと、そして、繰り返さないことが大切なように思います。
コメントありがとうございます。
by 讃岐人 (2016-03-17 10:41) 

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