映画「しまじろうとうるるのヒーローランド」 [しまじろう]
皆さま、おはようございます
今日も、私の住む地域は春らしいお天気です( ^ω^ )
さて、先月から映画「しまじろうとうるるのヒーローランド」が公開されていますね。
アンパンマンと並んで幼児に人気のしまじろうですから、お子様やお孫様といっしょにご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
私の感想を述べさせていただくと、実にすばらしい映画でした!!
あらすじを少し紹介します。
発明家の女の子「うるる」が、誰でも物語に登場するヒーローに会えて、しかもそのヒーローにもなれる機械「ヒーローメカ」を完成させ「ヒーローランド」を作りました。うるるちゃんのお父さんの友人であるガオガオさんは、その様子をうるるの側で見守っていました。
同じころ、しまじろう君たちは、ガオガオさんの発明品である巨大ロボット「ガオガオエース」の映像投影機能で、大好きなヒーローの番組を鑑賞していました。みんな大好きなヒーローが大画面で活躍する様に大満足です。ところが、ガオガオエースは突然上映をやめ、どこかへ飛び去ってしまいました。ガオガオさんと一緒に暮らすリチャードさんによると、ガオガオさんがヒーローランドでトラブルに巻き込まれたので、ガオガオエースがガオガオさんのもとに向かったとのことでした。
リチャードさんもガオガオさんに頼まれたものをヒーローランドに持っていくため、慌ててガオガオさんの研究所兼店舗の「ふしぎ堂」に帰っていきました。しまじろう君たちは、自分たちもガオガオさんを助けるためにヒーローランドへ行く決心をします。ところが移動手段がありません。困っていると、ふしぎ堂から自称「ガオガオさんの最新の発明品」の自動移動装置「どこでもサイドカー」が現れ、乗せていってくれることになりました。
どこでもサイドカーに乗ってヒーローランドにたどり着いたしまじろう君たちでしたが、ヒーローランドの建物に衝突しそうになりました。その危機を救ってくれたのが、しまじろう君たちが大好きなヒーローやヒロインの「ラットマン」「海賊ミーミー」「ストロベリーひめ」そして「たこやきマスク」でした。
しまじろう君たちの来訪をうるるちゃんはとても喜び、しまじろう君たちにヒーローになれる道具「ヒーローステッキ」をくれました。ステッキを使って好きなヒーローに変身したしまじろう君たちでしたが、変身の言葉「クプルパー」をはなちゃんがうまく言えないことをしまじろう君がからかったせいではなちゃんは怒って、どこでもサイドカーに乗ってガオガオさんのところへ行ってしまいました。
そういうことがあったものの、しまじろう君たちはヒーローたちから技の手ほどきを受け、楽しい時間を過ごしました。でも、たこやきマスクの仲間の「たこっぴい」が飛んできて、悪いロボットが暴れていると助けを求めてきたのです。しまじろう君とヒーローたちは現場へ向かいました。
ロボットが暴れている現場に着いたしまじろう君たちは、暴れているロボットがガオガオエースで、その操縦席にガオガオさんが捕らえられていることを知りました。
(ここで6分の休憩が入ります。休憩時間中は、とりっぴいが遊んでいる「たこやきマスク」のゲーム映像を見るという演出がなされます。)
ガオガオさんは、ヒーローメカが暴走してこの事態に至ったこと、そしてもうマシンを壊すしか助かる道はないとうるるちゃんに言いました。
うるるちゃんは、そんなことはできないと拒否し、機械を直すために機械のある塔へと向かいました。うるるちゃんのお父さんは、ヒーローメカをほとんど完成させながらも、完成を見ることなく亡くなっていたので、お父さんとの思い出が詰まった機械を壊したくなかったのです。
うるるちゃんの後を追ったしまじろう君は、メカの暴走を止められずに塔から転落したうるるちゃんを助けました。しかし、さらにメカの状態が悪化して、しまじろう君やみんなの変身が解けてしまいました。
どんどん悪くなる状況にしまじろう君たちは絶望してしまいます。そんな時、はなちゃんが戻ってきて、ひとりでガオガオエースを止めに行きました。はなちゃんを助けようとしまじろう君も追いかけましたが、転んでしまい、はなちゃんひとり守ることができないことに、しまじろう君は涙し、全てあきらめてしまいそうになりました。
そんなしまじろう君に、ヒーローの中でただ一人助かったラットマンはあきらめるなと呼びかけ、自分はみんなを守るために最後まで戦うと宣言しました。さらに、非力なたこっぴいたちもガオガオエースに立ち向かいました。その姿を見て、しまじろう君は勇気を取り戻し、ヒーローメカを止めに行くことを決意し、みみりんちゃんたちにはなちゃんを預けて塔に向かい走りました。みみりんちゃんたちも、しまじろう君を援護するために、どこでもサイドカーでガオガオエースに立ち向かうことを決心し、ガオガオエースに向けて飛び立ちました。
うるるちゃんは、ひとり絶望していました。そんなうるるちゃんに、うるるちゃんにお父さんが遺したお世話ロボット「パパン」が「ヒーローメカ大成功」と告げました。その言葉をうるるちゃんは否定しましたが、パパンは「しまじろうがヒーローになった。だから大成功」と言いました。
その言葉を聞いたうるるちゃんは、ヒーローメカにお父さんが込めた本当の想いに気付いたのでした。
塔の最上階を目指すしまじろう君の目に、ガオガオエースに立ち向かうみんなの姿が映りました。ラットマンはみんなのヒーローステッキが光り輝いていることに気付き、みんなが本当のヒーローになったことを知りました。ラットマンやたこっぴいたちもガオガオエースに捕らえられ、劣勢に陥りますがみんなあきらめず立ち向かいました。
しまじろう君は塔の最上階にたどり着き、メカの操作コンソールの非常停止ボタンを押しますが止まりませんでした。そのことに怯んだしまじろう君は、メカの放った光線に捕らえられてしまいますが、うるるちゃんがしまじろう君を光線から助けてくれました。
そして、うるるちゃんはヒーローメカの心臓部を示し、しまじろう君にそこを破壊するよう促します。うるるちゃんとお父さんとの思い出の詰まった機械を壊していいのかと迷うしまじろう君に、うるるちゃんは「ヒーローも発明品も、みんなを笑顔にするためのもの」と言って、しまじろう君の背中を押しました。そしてヒーローたちやみんなに応援されて、しまじろう君の放った光線がヒーローメカの中心部を貫いたのでした。
ヒーローメカが破壊され、ヒーローたちとヒーローランドは消滅してしまいました。そこへ一冊の本を持ってリチャードさんとしまじろう君の両親が到着しました。はなちゃんは、しまじろう君がヒーローになって守ってくれたことをお母さんに言いました。がんばったしまじろう君を両親はいっぱいほめてあげました。
その様子を見て、ただひとつ残ったヒーローステッキを寂しそうに見つめるうるるちゃんに、ガオガオさんはリチャードさんが持ってきた本を渡しました。その本はうるるちゃんのお父さんからガオガオさんがもらったもので、ヒーローメカについて書かれたものでした。ヒーローメカの修理のために持ってきてもらったのですが、それには間に合いませんでした。でも、その中のまだ幼かった頃のうるるちゃんを抱いて笑っているお父さんの写真を、ガオガオさんはうるるちゃんに見てもらいたかったのです。
うるるちゃんは、その写真を見て、発明が失敗してもめげずに次を目指して頑張っていたお父さんの姿を思い出しました。そして自分もお父さんのように、失敗に負けずに、みんなを笑顔にする発明家を目指そうという思いを強くしたのでした。
以上であらすじは終わりです。
ヒーローというのは負けない心(この負けないというのは、他人との勝ち負けではないでしょうね。)あきらめない心の比喩なんでしょうね。それと、子供向けに見せかけて、親に向けたメッセージだったんじゃないかなぁと思いました。今風に言えば「ボーっと生きてんじゃねぇよ!!」ということでしょうね。
お父さんから受けた確かな愛情が、モノに拘ってみんなを不幸にすることから、モノではなくそこに込められたお父さんの本当の想いを受け継ぎ、みんなを笑顔にすることをうるるちゃんに選ばせました。だからこそ「しまじろうとうるるのヒーローランド」だったんでしょうね。もちろん、男の子も女の子も等しく主人公にするという意味もあるのでしょうが。
私の拙い筆では表せられない、すばらしい映画でした。ぜひ劇場でご覧になって頂きたいと思います。
それでは皆さま、今日も佳い一日をお過ごしください
目を通して下さり、ありがとうございます。
今日も、私の住む地域は春らしいお天気です( ^ω^ )
さて、先月から映画「しまじろうとうるるのヒーローランド」が公開されていますね。
アンパンマンと並んで幼児に人気のしまじろうですから、お子様やお孫様といっしょにご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
私の感想を述べさせていただくと、実にすばらしい映画でした!!
あらすじを少し紹介します。
発明家の女の子「うるる」が、誰でも物語に登場するヒーローに会えて、しかもそのヒーローにもなれる機械「ヒーローメカ」を完成させ「ヒーローランド」を作りました。うるるちゃんのお父さんの友人であるガオガオさんは、その様子をうるるの側で見守っていました。
同じころ、しまじろう君たちは、ガオガオさんの発明品である巨大ロボット「ガオガオエース」の映像投影機能で、大好きなヒーローの番組を鑑賞していました。みんな大好きなヒーローが大画面で活躍する様に大満足です。ところが、ガオガオエースは突然上映をやめ、どこかへ飛び去ってしまいました。ガオガオさんと一緒に暮らすリチャードさんによると、ガオガオさんがヒーローランドでトラブルに巻き込まれたので、ガオガオエースがガオガオさんのもとに向かったとのことでした。
リチャードさんもガオガオさんに頼まれたものをヒーローランドに持っていくため、慌ててガオガオさんの研究所兼店舗の「ふしぎ堂」に帰っていきました。しまじろう君たちは、自分たちもガオガオさんを助けるためにヒーローランドへ行く決心をします。ところが移動手段がありません。困っていると、ふしぎ堂から自称「ガオガオさんの最新の発明品」の自動移動装置「どこでもサイドカー」が現れ、乗せていってくれることになりました。
どこでもサイドカーに乗ってヒーローランドにたどり着いたしまじろう君たちでしたが、ヒーローランドの建物に衝突しそうになりました。その危機を救ってくれたのが、しまじろう君たちが大好きなヒーローやヒロインの「ラットマン」「海賊ミーミー」「ストロベリーひめ」そして「たこやきマスク」でした。
しまじろう君たちの来訪をうるるちゃんはとても喜び、しまじろう君たちにヒーローになれる道具「ヒーローステッキ」をくれました。ステッキを使って好きなヒーローに変身したしまじろう君たちでしたが、変身の言葉「クプルパー」をはなちゃんがうまく言えないことをしまじろう君がからかったせいではなちゃんは怒って、どこでもサイドカーに乗ってガオガオさんのところへ行ってしまいました。
そういうことがあったものの、しまじろう君たちはヒーローたちから技の手ほどきを受け、楽しい時間を過ごしました。でも、たこやきマスクの仲間の「たこっぴい」が飛んできて、悪いロボットが暴れていると助けを求めてきたのです。しまじろう君とヒーローたちは現場へ向かいました。
ロボットが暴れている現場に着いたしまじろう君たちは、暴れているロボットがガオガオエースで、その操縦席にガオガオさんが捕らえられていることを知りました。
(ここで6分の休憩が入ります。休憩時間中は、とりっぴいが遊んでいる「たこやきマスク」のゲーム映像を見るという演出がなされます。)
ガオガオさんは、ヒーローメカが暴走してこの事態に至ったこと、そしてもうマシンを壊すしか助かる道はないとうるるちゃんに言いました。
うるるちゃんは、そんなことはできないと拒否し、機械を直すために機械のある塔へと向かいました。うるるちゃんのお父さんは、ヒーローメカをほとんど完成させながらも、完成を見ることなく亡くなっていたので、お父さんとの思い出が詰まった機械を壊したくなかったのです。
うるるちゃんの後を追ったしまじろう君は、メカの暴走を止められずに塔から転落したうるるちゃんを助けました。しかし、さらにメカの状態が悪化して、しまじろう君やみんなの変身が解けてしまいました。
どんどん悪くなる状況にしまじろう君たちは絶望してしまいます。そんな時、はなちゃんが戻ってきて、ひとりでガオガオエースを止めに行きました。はなちゃんを助けようとしまじろう君も追いかけましたが、転んでしまい、はなちゃんひとり守ることができないことに、しまじろう君は涙し、全てあきらめてしまいそうになりました。
そんなしまじろう君に、ヒーローの中でただ一人助かったラットマンはあきらめるなと呼びかけ、自分はみんなを守るために最後まで戦うと宣言しました。さらに、非力なたこっぴいたちもガオガオエースに立ち向かいました。その姿を見て、しまじろう君は勇気を取り戻し、ヒーローメカを止めに行くことを決意し、みみりんちゃんたちにはなちゃんを預けて塔に向かい走りました。みみりんちゃんたちも、しまじろう君を援護するために、どこでもサイドカーでガオガオエースに立ち向かうことを決心し、ガオガオエースに向けて飛び立ちました。
うるるちゃんは、ひとり絶望していました。そんなうるるちゃんに、うるるちゃんにお父さんが遺したお世話ロボット「パパン」が「ヒーローメカ大成功」と告げました。その言葉をうるるちゃんは否定しましたが、パパンは「しまじろうがヒーローになった。だから大成功」と言いました。
その言葉を聞いたうるるちゃんは、ヒーローメカにお父さんが込めた本当の想いに気付いたのでした。
塔の最上階を目指すしまじろう君の目に、ガオガオエースに立ち向かうみんなの姿が映りました。ラットマンはみんなのヒーローステッキが光り輝いていることに気付き、みんなが本当のヒーローになったことを知りました。ラットマンやたこっぴいたちもガオガオエースに捕らえられ、劣勢に陥りますがみんなあきらめず立ち向かいました。
しまじろう君は塔の最上階にたどり着き、メカの操作コンソールの非常停止ボタンを押しますが止まりませんでした。そのことに怯んだしまじろう君は、メカの放った光線に捕らえられてしまいますが、うるるちゃんがしまじろう君を光線から助けてくれました。
そして、うるるちゃんはヒーローメカの心臓部を示し、しまじろう君にそこを破壊するよう促します。うるるちゃんとお父さんとの思い出の詰まった機械を壊していいのかと迷うしまじろう君に、うるるちゃんは「ヒーローも発明品も、みんなを笑顔にするためのもの」と言って、しまじろう君の背中を押しました。そしてヒーローたちやみんなに応援されて、しまじろう君の放った光線がヒーローメカの中心部を貫いたのでした。
ヒーローメカが破壊され、ヒーローたちとヒーローランドは消滅してしまいました。そこへ一冊の本を持ってリチャードさんとしまじろう君の両親が到着しました。はなちゃんは、しまじろう君がヒーローになって守ってくれたことをお母さんに言いました。がんばったしまじろう君を両親はいっぱいほめてあげました。
その様子を見て、ただひとつ残ったヒーローステッキを寂しそうに見つめるうるるちゃんに、ガオガオさんはリチャードさんが持ってきた本を渡しました。その本はうるるちゃんのお父さんからガオガオさんがもらったもので、ヒーローメカについて書かれたものでした。ヒーローメカの修理のために持ってきてもらったのですが、それには間に合いませんでした。でも、その中のまだ幼かった頃のうるるちゃんを抱いて笑っているお父さんの写真を、ガオガオさんはうるるちゃんに見てもらいたかったのです。
うるるちゃんは、その写真を見て、発明が失敗してもめげずに次を目指して頑張っていたお父さんの姿を思い出しました。そして自分もお父さんのように、失敗に負けずに、みんなを笑顔にする発明家を目指そうという思いを強くしたのでした。
以上であらすじは終わりです。
ヒーローというのは負けない心(この負けないというのは、他人との勝ち負けではないでしょうね。)あきらめない心の比喩なんでしょうね。それと、子供向けに見せかけて、親に向けたメッセージだったんじゃないかなぁと思いました。今風に言えば「ボーっと生きてんじゃねぇよ!!」ということでしょうね。
お父さんから受けた確かな愛情が、モノに拘ってみんなを不幸にすることから、モノではなくそこに込められたお父さんの本当の想いを受け継ぎ、みんなを笑顔にすることをうるるちゃんに選ばせました。だからこそ「しまじろうとうるるのヒーローランド」だったんでしょうね。もちろん、男の子も女の子も等しく主人公にするという意味もあるのでしょうが。
私の拙い筆では表せられない、すばらしい映画でした。ぜひ劇場でご覧になって頂きたいと思います。
それでは皆さま、今日も佳い一日をお過ごしください
目を通して下さり、ありがとうございます。
うるるちゃんは「タスマニアデビル」をモチーフにしているそうです。
どおりで服のお腹に大きなポケットが・・・( ^ω^ )
(「タスマニアデビル」は現生最大の肉食有袋類です。)
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