SSブログ

しまじろうコンサート「たいようのしまの カーニバル」観劇記 [しまじろう]

「だって、ダイナはもう、ぼくたちのともだちじゃない!!」

おはようございます。

本日もご来訪下さり、誠にありがとうございます。

今回は、5月28日放送の「しまじろうのわお!」の感想ではなく、5月27日から公演が始まった、夏のしまじろうコンサート「たいようのしまの カーニバル」を観劇した感想などを申し述べたいと思います。

たいようのしまのカーニバル(2016年5月28日).jpg


会場は東京都中野区にある「なかのZERO」というホールでした。

なかのZERO(2016年5月28日).jpg


昨年のクリスマスコンサートの時と同じホール(過去記事「しまじろうとなないろのクリスマスツリー観劇記」)です。

しまじろう君の看板の前には、撮影待ちの列ができていました。

なかのZERO(2016年5月28日)その2.jpg


日は照っていませんでしたが、むし暑かったので、ロビーには開場前から大勢の方が集まっていました。

なかのZEROロビー(2016年5月28日).jpg


ホールはこんな感じでした。2階席からの眺めは抜群でした。1階席と違い、キャラクターが来ることが少ないですが、視線を動かさずにステージを見渡すことができるので、2階席も捨てたものではありません。

なかのZEROホール(2016年5月28日).jpg


観た回は、この日の最終回でした。

ここから、あらすじと感想を書きますので、ステージを見るまで知りたくない方はご注意ください。

ある夏の日、しまじろう君たちは「たいようのしま」に遊びに来ました。たいようのしまでは、カーニバルの準備が進んでいました。カーニバルの会場となる広場の中央には、島の宝である「たいようの ひかりの いし」が置かれ、光り輝いていました。しまじろう君たちもカーニバルの準備を手伝ったため、カーニバルの準備はすっかり整いました。そこで一休みして、皆で島のフルーツを食べることにしました。

皆がフルーツに舌鼓を打っていると、近くの茂みから何か物音が聞こえたような気がしました。気になったしまじろう君やガオガオさんたちは、気配のする方を調べに行き、カーニバルの会場から離れてしまいました。

誰もいなくなった広場に、また物音がして、側の茂みから誰かが現れました。その人物の正体は、恐竜の男の子でした。恐竜の男の子は、「たいようのひかりのいし」を見ると、その美しさに心を奪われ、台座から外して持って行ってしまいました。いしが台座から外されると、あたりはたちまち曇りはじめ、花は生気を失いはじめました。

ちょうど男の子が広場から立ち去ろうとしたとき、しまじろう君が戻ってきて、異変に気付きました。男の子を追おうとしますが、もうどこへ行ったのか分かりません。皆も戻ってきて、このままではカーニバルができないと大騒ぎになりました。

しまじろう君たちは、「たいようのひかりのいし」を返してもらうために、男の子の行方を探すことにしました。ガオガオさんの発明品「ガオガオカメラ」を使って、男の子の足跡をたどり、森に向かいました。

森でおさるのアイアイに出会い、男の子の名前はダイナといい、洞窟の奥に住んでいることを教わりました。そこでダイナを探すために洞窟へと向かいました。

洞窟の奥でダイナを見つけ、にゃっきいちゃんととりっぴい君が飛びかかり、3人はもみ合いになってしまいました。

しまじろう君とみみりんちゃんは、手荒なことをしないよう止めようとしましたが、もみ合いが止む気配はありません。遂ににゃっきいちゃんが「たいようのひかりのいし」をダイナから取り上げました。ところが、にゃっきいちゃんたちが勢い余って洞窟の壁にぶつかったと同時に洞窟の壁が崩れ、鉄砲水が起こり、にゃっきいちゃん、とりっぴい君そしてもみ合いに巻き込まれたみみりんちゃんが水の向こう側に取り残されてしまいました。

三人を助けるためにしまじろう君は手を伸ばしましたが、水の勢いが強く引き寄せることができません。その時、ダイナが岩を動かし、水の流れを止め、皆は助かりました。

しまじろう君はダイナに礼を言い、そして、「たいようのひかりのいし」が島にとって大切なものであることを話しました。

ダイナは、いしが島の宝物だという事を知りませんでした。黙って持って行ってしまったことをとても反省し、しまじろう君たちに謝り、持ち出した理由を話し始めました。

実は、今日はダイナのお母さんの誕生日で、「たいようのひかりのいし」が余りにもきれいに光っていたので、プレゼントにしようと思ったのでした。

ダイナがいしを持ち出した理由を知ったにゃっきいちゃんととりっぴい君は、理由を聞かずに手荒なことをしたことをダイナに詫びたのでした。

皆がお互いのことを知り、いさかいの種はなくなりました。しかし、いしをプレゼントにすることはできないので、ダイナのお母さんの誕生日プレゼントがありません。そこで、みみりんちゃんの提案で、あげるかわりにダイナのお母さんにいしを見せてあげて、その上で歌をプレゼントすることにしました。ダイナのお母さんは、しまじろう君たちの歌う歌をとても喜んでくれました。

すっかりダイナと仲良しになったしまじろう君たちは、ダイナを連れてカーニバルの会場に戻りました。そこでダイナは島のみんなにも謝り、皆はダイナを許しました。

それから、しまじろう君とダイナは、一緒にいしを元の位置に戻しました。

ふたりが、いしをもとの場所に納めると、たちまち雲が晴れ、花は生気を取り戻しました。こうして、楽しいカーニバルを始めることができ、皆は心ゆくまでカーニバルを祝い、歌い踊ったのでした。

あらすじは以上です。

今回のコンサートは、原点回帰とでも言いましょうか、ストーリーを追うよりも、一緒に歌ったり踊ったり、出演者と一緒にいろいろなことを体験することを重視した構成になっているように感じました。

その中で、最後まであきらめないことや、困っているともだちにはてをさしのべるべきこと、誰にでも過ちはあるが、誤りを正直に認めること、正直に謝ることや、そして、それをゆるすことといった、これからの長い人生を歩むこどもたちにとって大切なことを、やさしい言葉で、力強くうたいあげたステージでした。

また、当たり前かもしれませんが、お母さんやお父さん、おうちの方に感謝する心も忘れてはいませんでした。

ダイナ君は、手段としては誤りでしたが、お母さんに喜んでもらおうと思って石を持ち出してしまったのでした。その事をお母さんの前では一切明かさず、ダイナ君が自分から言うことに期待したしまじろう君は、まさに君子の器だと思いました。

そして、しまじろう君の期待に応えて、正直に皆に謝ったダイナ君も、立派だと思いました。

冒頭の台詞は、しまじろう君がダイナ君をカーニバルに誘った時、自分のしてしまったことを島の皆が許してくれないのではないかと怖れ、カーニバルに行くことを躊躇していたダイナ君に、しまじろう君がかけた言葉です。

皆がしまじろう君のような心でいられたなら、争いもなくなるだろうにと思いました。

と、いうわけで、私にとって実に興味深く、味わいのあるステージでした。

夏のしまじろうコンサートは、これから全国を回るそうです。まだまだ席に余裕のある会場もたくさんあるようですので、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭の方は、鑑賞なさってみてください。

繰り返しになりますが、ストーリーの合間合間に皆で参加できる歌やダンス、クイズやゲームのようなものもありますので、本当に小さなお子さんも楽しんでいらっしゃいました。

こんな感じで、はなちゃんを持ってきている子もいらっしゃいました。

はなちゃん(2016年5月28日).jpg


最後に、おわびとお願いです。

近頃は皆様のブログを訪問できたりできなかったりしております。訪問できる時に読ませていただきますので、よろしくお願いします。その際、まとめて読めた記事それぞれにniceをつけることがございます。その際は履歴が複数残りますのでご了承ください。

それでは!!

キャラクターパネル(2016年5月28日).jpg


(写真パネルのしまじろう君たちと記念撮影ができるコーナーも設けられていました。)
nice!(132)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 132

コメント 4

はなだ雲

なるほど〜1階席に比べて、2階席は
たしかに視線を動かさずにステージを見渡すことができますね!
なかのZERO
わたしも何か2回ほど見に行った記憶があるのですが
・・ちょっと忘れました
by はなだ雲 (2016-05-29 12:25) 

讃岐人

はなだ雲さん、こんにちは。
なかのZEROは、1階席の傾斜が緩やかで、座席もずらしていないので、前の人の座高が高いと、ステージが見えにくいです。
そのため、キャラクターがほとんど来ない欠点はありますが、下手な1階席より2階席の方が良いですね。
コメントありがとうございます。
by 讃岐人 (2016-05-30 12:23) 

lamer

中野区にはホールが色々あるんですね。
by lamer (2016-06-12 18:52) 

讃岐人

lamerさん、こんばんは。
中野サンプラザは有名ですね。サンプラザとは線路を挟んで反対側にあり、結構大勢の方がサンプラザ方面に間違えて行きそうになっていました。
コメントありがとうございます。
by 讃岐人 (2016-06-12 22:03) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。