ニキ・ド・サンファル展 [日記]
おはようございます。
本日もご来訪ありがとうございます。
私こと不肖讃岐人の住む地域は、昨日も良い天気で暖かく過ごすことができました。でも、空気が乾燥しているためか静電気がビリビリ来ますね。私、静電気が苦手なので、もうそろそろ厚手の手袋を出さないといけないなぁ、なんて考えています。
さて、今回は東京の六本木にある国立新美術館で12月14日まで開催中の特別展「ニキ・ド・サンファル展」についてです。
国立新美術館に行った日もよく晴れた日でしたが、少し遅い時間に行ったため付近は薄暗くなりはじめていました。
六本木というと「夜の街」とか「ギロッポン」といった印象があり、今では「東京ミッドタウン」なる巨大ビル群のイメージがありますが、かつては「軍都東京」を象徴するような軍事施設が密集していたそうで、その名残からか、近年まで防衛庁が所在していたことは本ブログでも紹介したところであります。(過去記事「東京ミッドタウン」)
国立新美術館の敷地も、もとは陸軍第1師団歩兵第3連隊の兵舎が建っていたところなんだそうで、その建物自体は戦後も東京大学が使用していたようですが、機能を駒場に移転し、取り壊して今の美術館を建てたんだそうです。
その兵舎の模型がロビーに展示してありました。
兵舎の建物の一部は保存され、国立新美術館の一部として活用しているそうです。
展示室へ向かう途中、空中に「ナナ」をモチーフにしたバルーンが浮かんでいました。
デザインは一般から応募されたものを組み合わせているそうです。
展示室内は、全て写真撮影禁止です。
ただし、「ブッダ」と「翼を広げたフクロウの椅子」の2点だけは、指定された位置からの撮影に限り写真撮影が許可されていました。
私、以前テレビでニキの作品を見て「?」と思いました。あまりにも「ナナ」が明るく、生を謳歌していたからです。それで自分なりに調べ、考えた結果、「ナナ」に至る過程や「ナナ」の先にあるものを実際に見ない事には分からないことに気づきました。しかしそう思った時、ニキ作品の世界有数のコレクターであった那須の「ニキ美術館」が閉館してしまったのです。
そのため、この展覧会にはぜひ行きたいと思ていました。
「ニキ美術館」が閉館し、再開の目途が立っていない今では、国内でこのように網羅的にニキの作品を集めた展覧会が開かれることはしばらくは無いでしょう。ここではこれ以上語ることはいたしません。東京近郊にお住まいの方や、東京にご用のある方で興味を持たれたなら、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
ぜひ、ご自身の心でニキの世界を知っていただきたいと思います。
最後におわびとお願いです。近頃は皆様のブログを訪問できたりできなかったりしております。訪問できる時に読ませていただきますので、よろしくお願いします。その際、まとめて読めた記事それぞれにniceをつけることがございます。その際は履歴が複数残りますのでご了承ください。
それでは!!
~外部リンク~
ニキ美術館
http://niki-museum.jp/contents/
国立新美術館
http://www.nact.jp/
本日もご来訪ありがとうございます。
私こと不肖讃岐人の住む地域は、昨日も良い天気で暖かく過ごすことができました。でも、空気が乾燥しているためか静電気がビリビリ来ますね。私、静電気が苦手なので、もうそろそろ厚手の手袋を出さないといけないなぁ、なんて考えています。
さて、今回は東京の六本木にある国立新美術館で12月14日まで開催中の特別展「ニキ・ド・サンファル展」についてです。
国立新美術館に行った日もよく晴れた日でしたが、少し遅い時間に行ったため付近は薄暗くなりはじめていました。
六本木というと「夜の街」とか「ギロッポン」といった印象があり、今では「東京ミッドタウン」なる巨大ビル群のイメージがありますが、かつては「軍都東京」を象徴するような軍事施設が密集していたそうで、その名残からか、近年まで防衛庁が所在していたことは本ブログでも紹介したところであります。(過去記事「東京ミッドタウン」)
国立新美術館の敷地も、もとは陸軍第1師団歩兵第3連隊の兵舎が建っていたところなんだそうで、その建物自体は戦後も東京大学が使用していたようですが、機能を駒場に移転し、取り壊して今の美術館を建てたんだそうです。
その兵舎の模型がロビーに展示してありました。
兵舎の建物の一部は保存され、国立新美術館の一部として活用しているそうです。
展示室へ向かう途中、空中に「ナナ」をモチーフにしたバルーンが浮かんでいました。
デザインは一般から応募されたものを組み合わせているそうです。
展示室内は、全て写真撮影禁止です。
ただし、「ブッダ」と「翼を広げたフクロウの椅子」の2点だけは、指定された位置からの撮影に限り写真撮影が許可されていました。
「ブッダ」
「翼を広げたフクロウの椅子」
私、以前テレビでニキの作品を見て「?」と思いました。あまりにも「ナナ」が明るく、生を謳歌していたからです。それで自分なりに調べ、考えた結果、「ナナ」に至る過程や「ナナ」の先にあるものを実際に見ない事には分からないことに気づきました。しかしそう思った時、ニキ作品の世界有数のコレクターであった那須の「ニキ美術館」が閉館してしまったのです。
そのため、この展覧会にはぜひ行きたいと思ていました。
「ニキ美術館」が閉館し、再開の目途が立っていない今では、国内でこのように網羅的にニキの作品を集めた展覧会が開かれることはしばらくは無いでしょう。ここではこれ以上語ることはいたしません。東京近郊にお住まいの方や、東京にご用のある方で興味を持たれたなら、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
ぜひ、ご自身の心でニキの世界を知っていただきたいと思います。
最後におわびとお願いです。近頃は皆様のブログを訪問できたりできなかったりしております。訪問できる時に読ませていただきますので、よろしくお願いします。その際、まとめて読めた記事それぞれにniceをつけることがございます。その際は履歴が複数残りますのでご了承ください。
それでは!!
~外部リンク~
ニキ美術館
http://niki-museum.jp/contents/
国立新美術館
http://www.nact.jp/
2015-11-30 05:00
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コメント(4)
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懐しく拝見しました。14日までですか。ぜひ少しでも多くの方に見ていただきたいですね。
by JUNKO (2015-11-30 20:08)
こんばんは。
寒さも緩み、また暖かくなりましたね。こちらでは、少し汗ばむほどでした。
美術には疎いのですが、博物館や寺社なども撮影禁止が多いので、残念でなりません。「ブッダ}など許されたものは、貴重ですね。
by 枝動 (2015-11-30 21:40)
JUNKOさん、おはようございます。
お返事遅くなり申し訳ありません。
私も、多くの方にニキの世界に触れていただきたいと思います。
コメントありがとうございます。
by 讃岐人 (2015-12-02 05:05)
枝動さん、おはようございます。
お返事が遅くなり申し訳ありません。
撮影して手元で見返してみたいこともありますよね。撮影禁止の理由は、最近の作品では著作権の問題がクリアできないことが大きく、古い作品などでは「資料保護」(フラッシュを焚いてしまう方がいるため。)「宗教的理由」(それぞれの宗教や宗派の資格者による筆写のほか複製を認めない、複製を禁忌としているなど。)が大きいと聞いたことがあります。
図録はプロが撮影し、色合いもきちんと調整されているので良いのですが、場所を取るのと費用がかかるので、見たものすべてとはいかないのが難点ですね。
コメントありがとうございます。
by 讃岐人 (2015-12-02 05:12)