しまじろうのわお！（２０１６年９月１７日放送分）の感想

こんにちは。

本日もご来訪下さり、誠にありがとうございます。

今日の、私こと不肖讃岐人の住む地域は、前線の北上により、雨がちな天気となっています。

さて、昨日は土曜日、「しまじろうのわお！」の日でした。

昨日の内容は、「かんたの　ヒーローだいさくせん」と題し、内気なかんた君が、自分の得意なことを見つけるというお話でした。

・・・なるほど、みんな何か誰にも負けないものを持っているんですね。かんた君の場合、生き物を慈しむ優しい心のようです。

ある日、みんなで遊んでいる時にくまっきいちゃんが、「誰でも誰にも負けない得意なことがあって、ヒーロー（ヒロイン）になれる。」と言ったことがきっかけで、「誰が何をこのメンバーの中で一番得意としているのか」という話になりました。

にゃっきいちゃんはかけっこ、ぞうた君は相撲などの力比べ、みみりんちゃんはお絵かき、しまじろう君はサッカーに対する気持ち、とりっぴい君はごちそうに関する知識と、みんなの中で誰が何を一番得意としているのか次々とみんな思いつきました。ところが、かんた君については、誰も何も思いつきません。

くまっきいちゃんも「誰でも、誰にも負けないものを持っている。」と言ったものの、かんた君に関しては全く思いつきませんでした。

そのため、かんた君は大いに悲しみ、みんなの前から走り去ってしまいました。

くまっきいちゃんも、自分のせいだと落ち込んでしまったので、かんた君の得意なことを見つけようと、しまじろう君たちはかんた君の家に行って連れ出し、いろいろと試してみますが、うまく行きません。結局、かんた君は、泣きながらどこかへ行ってしまいました。

しまじろう君たちは、かんた君を探してかんた君の家に行くと、かんた君のお父さんのカバ先生が、「かんたは野原で鳥や虫と話をしていると思う。」と言ったので、森に探しに行きました。

かんた君は森で虫と話をしていました。そこへしまじろう君たちが近づいてきたので、放って置いてほしいと思い隠れました。

ところが、しまじろう君たちが、辺りに聞こえている虫の声の主が誰かについて、見当違いな虫の名を挙げているのを聞き、我慢しきれなくなりみんなの前に飛び出してしまいました。

かんた君は、みんなにどの鳴き声をどの虫が出しているのかを教えてあげました。その説明を聞いたしまじろう君は、これこそかんた君の、誰にも負けない得意なことだと確信し、かんた君に伝えました。

くまっきいちゃんやぞうた君も交えて、改めてかんた君から虫の鳴き声について教わり、みんな大いに感心しましました。そして、くまっきいちゃんも自分の考えが正しかったことが証明され、とても喜んだのでした。

かんた君、以前ペットのカメの「のしのし」が冬眠に入る時に、死んだと勘違いして泣くほど、生き物を大切に思う少年ですが、今回も生き物を大切に思う気持ちが彼をヒーローにしたようです。かんた君は、虫の声に耳を傾けていると、彼らの気持ちがわかるような気がすると言っていました。短い生を懸命に生きる生き物に深い同情と共感を寄せる、そういう気持ちが、知育パートでのこはくお姉さんの言葉のように、人と人が相争う世界を変える力になるのかもしれません。

先週に引き続き、いろいろと考えさせられるお話でした。

さて、次回は、くまっきいちゃんとみみりんちゃんが絵手紙を交換するようです。なにやら、みみりんちゃんがくまっきいちゃんの手紙を、怒りながら突き返しているようですが、何があったのでしょうか？次回がとても気になります。

それでは、今回はこの辺で失礼いたします。
楽しい連休をお過ごしください。